SSブログ
カラダの不思議 ブログトップ

のどちんこ [カラダの不思議]





最近はあまり自分の口の中を眺めることはありませんが

子供のころよく扁桃腺を腫らして熱を出して学校をお休みした

そのとき、腫れ具合を確かめるために口の中を眺めていました。

そのとき気になったのが、のどの真ん中に垂れ下がっている

「のどちんこ」・・・いや、その時は別に気にもしなかったが

なんなんだろう程度に思っていた。

「のどちんこ」正式名称は口蓋垂(こうがいすい)という。

旅行や出張で複数人で寝泊まりすると気になるのがイビキ・・

このイビキは、のどちんこに原因がある。

起きているときは張りがあってぴんぴんしているが

眠るとダラッと喉の奥に垂れてしまう。

疲れていたりお酒を飲んだ時などは尚更で

それが呼吸するたびに息で震えて音を立てる・・・

これがイビキの正体のようです。

イビキのためだけに「のどちんこ」はあるの?

声を出すときに音を共鳴させて大きく響かせるため、

食べ物を飲み込むとき鼻のほうに行かないように

蓋をするため、など考えられていますが

今一つ役割としてのパンチに欠け

こうした役割説に疑問をもつ学者も多いようです。

事実、「のどちんこ」が無い人もいるようです。

子供のころに鏡で眺めた「のどちんこ」・・

先端が2つに分かれているようになっているのが

標準だと思っていたのですが、その後いろいろと

友人に聞いてみると みんな1つに垂れ下がっている。

私のが稀だったのですね。

さて、本当のところ、どんな役割があるのでしょう。

もしかしたら、必要ないのかな???

 ・

 ・

 1998年宝島社発行「カラダの不思議を愉しむ本!」参照




スポンサードリンク



nice!(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

頭と顔の区分 [カラダの不思議]





いったい頭と顔の境界線はどこにあるの?

顔は外観で人間の個体を識別するいちばんわかりやすい部分なので、

その人の人格を代表するものとして扱われています。

だからこそ顔にまつわる慣用句は非常に多く

「顔に泥を塗る」「顔を貸す」「顔を立てる」「顔がきく」・・・

昔から「顔にまつわる」言い回しはたくさんあります。

一方、学問に優れていたり、発想が豊かだったりすると例外なく

「頭がいい」とか「頭がきれる」といわれ、能力がすぐれていることに

ついて、顔にまつわる表現は使われない。

つまり、「顔」は社会的に見せている部分で、「頭」はその人の

本当の力を秘めた部分と捉えているようである。

「顔を使う」といえば能力に関係なく社会に影響することを意味するし

「頭を使う」といえば個人的な能力を発揮する事になるわけで

感覚的に「顔」と「頭」をはっきり分けて捉えられている。

それでは物理的に「顔」と「頭」の境界線はどこなのでしょう。

単純に考えると、髪の毛が生えているところが頭で

そこから下、つまり額から喉元までが顔となりそうです。

ところが、これでは境界線であるべき髪の生え際というのは

個人差があり、年齢と共に髪が抜けて行ってしまう人は

年々"顔が広く"なり、頭が狭くなって行く事になり

極端な話、生え際が消滅してしまうスキンヘッドの人は

頭が無くなりすべて顔になってしまう。

そういった事態を防ぐためではないでしょうが

解剖学的には頭と顔の境界線は

耳の穴から眉毛を通って、鼻の付け根、眉間を横断し

再び眉毛を通って反対側の耳の穴に至るラインとされています。

以上、

1998年宝島社発行「カラダの不思議を愉しむ本!」参照




スポンサードリンク



nice!(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
カラダの不思議 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。