のどちんこ [カラダの不思議]
最近はあまり自分の口の中を眺めることはありませんが
子供のころよく扁桃腺を腫らして熱を出して学校をお休みした
そのとき、腫れ具合を確かめるために口の中を眺めていました。
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そのとき気になったのが、のどの真ん中に垂れ下がっている
「のどちんこ」・・・いや、その時は別に気にもしなかったが
なんなんだろう程度に思っていた。
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「のどちんこ」正式名称は口蓋垂(こうがいすい)という。
旅行や出張で複数人で寝泊まりすると気になるのがイビキ・・
このイビキは、のどちんこに原因がある。
起きているときは張りがあってぴんぴんしているが
眠るとダラッと喉の奥に垂れてしまう。
疲れていたりお酒を飲んだ時などは尚更で
それが呼吸するたびに息で震えて音を立てる・・・
これがイビキの正体のようです。
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イビキのためだけに「のどちんこ」はあるの?
声を出すときに音を共鳴させて大きく響かせるため、
食べ物を飲み込むとき鼻のほうに行かないように
蓋をするため、など考えられていますが
今一つ役割としてのパンチに欠け
こうした役割説に疑問をもつ学者も多いようです。
事実、「のどちんこ」が無い人もいるようです。
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子供のころに鏡で眺めた「のどちんこ」・・
先端が2つに分かれているようになっているのが
標準だと思っていたのですが、その後いろいろと
友人に聞いてみると みんな1つに垂れ下がっている。
私のが稀だったのですね。
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さて、本当のところ、どんな役割があるのでしょう。
もしかしたら、必要ないのかな???
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1998年宝島社発行「カラダの不思議を愉しむ本!」参照
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