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雷注意





今日から8月・・・夏真っ盛り

猛暑 各地で積乱雲が発生し雷鳴轟く季節。

かみなり・・・・雲と雲、或は雲と大地間の放電現象。

「神鳴り」これが語源とされている。

  古来より、雷は神様と結び付けて考えられることが多く

  鬼の姿で虎皮のふんどしを締めた神様が

  背負った太鼓を打ち鳴らす姿もあるように、昔の人々は

  かみなりは本当に神が鳴らすものと信じられていた。

現代では、雷は自然界の放電現象である・・・と

分かってはいるが、分かっているからこそ怖いものでもある。

神様が鳴らす太鼓なら音だけを我慢すれば良いのだが

自然界の放電現象となると目に見えない電気の話も

登場してきてしまう・・

    ビリビリときた程度では済まない話になってしまう。

昔から雷が鳴りだすと落雷しないようにと

「くわばら、くわばら」と呪文を唱える風習がある。

  平安時代、藤原一族に流刑された菅原道真が

  恨みを晴らすために雷神となり宮中のあちこちに

  雷を落とし大打撃を与えたが、

  このとき道真の土地の地名であった「桑原」にだけ

  雷が落ちなかったという事から、後に人々は

  雷避けに「くわばら、くわばら」と唱えるように

  なったといわれています。(他にも諸説あり)

放電現象となると、「くわばら、くわばら」と唱えても

落雷から身を守ることはできません。

暑い暑い日の午後、積乱雲がもくもく急に出てきたら

要注意、車の中で聞いているラジオからバリバリという

ノイズが聞こえてきたら要注意、遠くで微かな雷鳴が

聞こえてきたら要注意、・・・・子供の頃から、経験的に

感じてきた雷が来る前兆・・・今でも この感覚は有効だと

思っている。

そして、スマホが普及した今は、気象庁や電力会社などの

ホームページを容易に閲覧することができる。

そこには、ほぼリアルタイムの雷・降雨などの情報が

掲載されている。

また、国内外のメーカーからは携帯簡易型の雷探知機なども

販売されている。

まだまだ、続く暑い(熱い)夏・・・

これらの公的雷情報や自身の五感、探知機などを駆使して

本当の意味での「くわばら、くわばら」となり

落雷事故には遇わないようにして

海に山に楽しいレジャーを満喫しましょう。




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